技術の進歩は、人をダメにしますね。
いやはや、ちょっと難解な題名をつけてしまいましたが、先日反省を
したことがありましたので、その話をしてみます。
撮影塾の講師の話は、以前からしております。
前回、第一回目も大成功に終わったのですが、先日師匠の撮影塾の
お手伝いをしながら、自分の怠慢を痛感してしまいました。
イルカショーの中で、空中に吊るされた玉に、イルカがキスをするという
芸が有りますよね。観たことあるでしょ?
あれのキスした瞬間を撮りましょう!
という指示で、私も撮ってみたのです。でもキスの2cmぐらい手前で
シャッターが切れており、拡大してみるとキスしていないことが判明。
そお、大失敗なのです。
情けない・・・動体撮影大好きな私にとって、恥ずかしい事なのです。
そこで考えてみると、デジタル化してからシャッターのタイムラグを
体に覚えさせるようなことをしていなかったなぁ~と気付きました。
フィルムの頃は、現像から上がってこないと結果が判らない為、
現場で失敗のリスクを減らすべくトレーニングしておりました。
しかし、カメラの自動化が進みデジタル化してしまうと、その場で
失敗が判る為直ぐに撮り直しなんてことしちゃうんですよ。
なので、トレーニングなんてしなくなるんですね。
機械に頼ることになります。
つまり、堕落するのです。
パソコンが普及して、漢字の書けない人が拡大している事。
スマホやナビが普及して、地図の読めない人が増えている事
その他、色々なことが同じなんですね。
車で起こっていることも同じです。
楽で便利で簡単な車が増えて快適です。
でも・・・
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