菜根譚の中にこんな一節がある。
人を責めないこと。
良い人間関係を築く三つの心がけがある。
・他人の小さな過失をとがめないこと。
・他人の隠しておきたい私事を暴かないこと。
・他人の過去の悪事を、いつまでも覚えていないこと。
この三つを実践すれば、自らの人格を磨くことができ、他人から恨みを買う
こともないだろう。
菜根譚 ディスカヴァー・トウェンティーワン出版より
こんなことが掛かれています。
寛容であれということでしょうか?
まずは相手を受入れよということでしょうか?
自分に振返って観察してみると、二つ目まではOKです。
基本的に寛容な人間ですから・・・
しかし、三つ目は厳しいか?
というのは、忘れることが出来ないからね。
特に自分に関わって迷惑かけられたりすると、なかなか上手くいかないもの
自分の小ささが良く判るというものです。
反面、自分がしてきたことで過去のことを、いつまでも言われるというのが
ありませんか?
自分では努力して変わってきたのに、その人にはその時の印象が強い
のでしょうか?久しぶりに会っても、そのことを言われる。
私も、どうしても言われてしまうことが有ります。
昔の私は、物凄く厳しい先輩だったようです。
これが難しいのですが、自分でそんなに言われるほどの厳しさって感じて
いないのですが・・・
私に、何度も厳しく指導されて何度もトイレに駆け込んで泣いたという後輩
がいます。
なぜか、最近良く絡むのですが・・・(^^ゞ
その後輩と私の共通の知人からは、何度も聞かれるんですよ。
そんなに厳しかったんですか?って。
人って過去の自分に降りかかったことって、忘れないものです。
私も、そうだから!
でも、いつまでもそのことに拘っているのは、人を小さくしてしまうのかな?
そんな風に感じています。
でわ!
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