オリンピックの競技を観ながら、色々考えさせられることが有った。
成功へ導く強さとは何か?
そんな謎が浮かんでは消えていたのが、オリンピックの観戦だった。
期待され前評判の高い選手が、泡のように消えてゆく。
失敗を連発し得点が伸びない。
浅田選手に代表されるようなシーンだ。
一方で、葛西選手や竹内選手等の様に、実力を出し切って晴れ晴れした表情を
見せる選手もいる。結果として二人とも銀だったが、その差は一流レベルの僅かな差だが
大きな差と言うところなのか?
実力をだせる出せないのこの違いは、何なのか?
実力なんて超一流の選手ばかりなので、差があったとしてもほんの少しの事でしょう。
そして、超一流同士がお互いに競い合っているわけですから、ライバルもいるし応援も
過熱気味でプレッシャーになるだろう。
そんなのは、素人の私には判らない世界だけど、当たり前で理由にならない気がする。
一言で、精神的に弱いというのは簡単なことだけど、それで済ませて良いものかどうか?
強い選手を観ていると、二種類に分けられるのではないか?
・挫折を知らないストレスを感じていない選手
・挫折から這い上がって、ストレスをエネルギーに変えられる選手
この2種類だ。
葛西選手や竹内選手が後者に当たると思う。キムヨナもそんな雰囲気を持っている。
いっぽう前者は、ハーフパイプで活躍した日本人二人やロシアのフィギアの新星二人
等がそうなのだろう!大活躍した時期の浅田選手も、この仲間だと感じている。
そして問題なのが、前者と後者の間にいてストレス(プレッシャー)に弱い選手達。
浅田選手は、滑る前から目に覇気がなくストレスの翻弄されていた。
楽しむと言いながら、楽しんでいる雰囲気はまったくなかった・・・
この狭間を抜けることのできる選手は、どんなことをやってきたのか気になる。
超一流アスリートと比べるなんておこがましいけど、我々の仕事も似ている。
ストレスやプレッシャーを楽しめるのか?エネルギーに変えられるのか?
肝に刻み込んで仕事に取組みたいと思ったのが、オリンピックだった。
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