2016年5月20日金曜日

下請けの気持ち

日産が三菱を傘下にする方法で、三菱を守ろうという方向に動いている。

守ろうというのは良い言い方だが、もっとドライに考えるのが
ゴーン社長だと思うのです。なので、日産の株価が上がる方向にしか
考えていないと思う。

日産が混迷を極めていた頃、ルノーが資金援助をしてゴーン社長が
やってきた。最初にやったのは、商習慣の破壊。下請けを次々に
排除し日産本体の収支を安定させることに専念していた。

下請け排除、資金の撤退等、当時はニュースにこそならなかったけど、
お付き合いのあった会社の経営陣は、それはもお辛口に批判していた。

でも、日産は復活している。

三菱でも同じことがおこるだろう。
シャープでも同じことが起こっている。外国資本に獲られると
その後は明確な方向性だ。

今頃、三菱の下請け会社の心持が想像できて悲しい。

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