2012年2月17日金曜日

便利は感動を生まない?

最近、便利だけどつまらないものが多いですね。


つまらないというのは、心に残らないものが多いということ。
技術の進歩は、つまらなさを増産しているように感じています。
物を所有する喜びや、物にまつわる思い出や感動が生まれにくくなっている
のが、今の時代でしょうか?

一例を・・・
私が写真撮影が趣味なのは、皆さんご存知ですね。
夜景って、昔は撮るのが大変だったんですよ。
同じ趣味の方は、良く理解して頂けると思いますが!

三脚を立てて、レリーズ用意して、季節と場所によってはカメラ用のホッカイロ
など防寒対策して、色調整用のフィルター選択して・・・

そして、今の季節なら寒い中震えながら、長時間露光するんです。
これが、私が写真に一番熱中していたころの夜景の撮り方です。

今は・・・

はい、構えて!シャッターボタン押して!
連写!パシャパシャパシャパシャ・・・・
はい終了!

何の苦労もありません(^^ゞ
カメラ内で映像が合成され、綺麗な夜景写真が出来あがります。
三脚もいりません。(^^ゞ

技術の進歩とは素晴らしいものです。

でもね、語れないのです。
苦労して撮った写真は、色々な思い出が詰まり語れるのです。
これが感動というものです。

人の労力と結果が、シンクロして初めてなしえる成果が感動です。

この辺りの感覚は、仕事にもつながります。
苦労して成し遂げたものだから、人は成長します。
安全もそうなのです。


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