必ずやってくる現実に向き合える勇気

当日の朝にもFBで書きましたけど、吉田選手が金獲得ならずは
本当に残念でした。本人が一番悔しいと思うけど、
直後のインタビューでは泣きながらも意外とさばさばしている
雰囲気も感じられ、素直に現実を受け止めていると感じました。

東京への再挑戦になるのか、後輩の指導に専念するのか
今後どのような決断をするのかわかりませんが、私はやはり
日本レスリング界のさらなるパワーアップに尽力して欲しいと
感じております。

今回の女子レスリングの金の数は、まぎれもなく吉田選手を
目標にし憧れて入門してきた若者の結果なのですから！！

こんな世代交代という場面も、人材育成という分野と重なります。

役職者研修の時は、いつも言うことがあります。

「あなたがたの任務は、自分の身代わりを育てる事だ！
自分にとって代われる人材を生み出さなければ、役職者と
しての価値は1/3しかない。」

実績上げるのに、必死の役職者は多いです。
それしか見ていない。でも、それは間違いなく人材育成に
マイナスの面が多くなります。

オリンピックを観ていると、学びの多さに納得するものです。