2016年3月5日土曜日

持たない暮らし

シンプルだとか持たないだとか、断舎離だとか、色々なことが言われている。

この手の本は色々と目を通してみるのだが、いまいち説得力が無いように感じる。というのも、筆者がどんな生活をしていて、どんな考えを持っているのかについて透けて見える物が有るからだ。

そこに気付くとなんだぁ~となってしまう。

良く、経営者の心得として「率先垂範」という言葉が有る。
言動一致とも言うが、発言した内容と実際の行動に一致が観られないと、急速に人は信頼を失うものだ。そこに、ひっかかるものが有る。

シンプルな生活!
良いと思う、しかし我が家もモノで溢れている。自分自身、とてもシンプルな生活をしているとは思えないのが現実。でも、物を買う時は衝動買いはしないと心に決めている。

あ!良いなぁ~欲しいなぁ~と感じても、その場では買わず必ず数日間おき、次来たときにまだあったら買おうかな?と考え行動する。

家にあるものでも、徐々に捨てるのではなく中古として売ろうとか、廃品回収で活用して地域の子供のためにと処理したりするようにしている。

でも、シンプルとは言い難い生活をしているのが現実。
現在在るものを充分に楽しむという姿勢は、大切だと感じている。借金も基本的に嫌いなのです。

こんな私だが、作者の背景に贅沢とか余裕というのもが感じられるのだ。大体シンプルライフ系の著者は、一般庶民と比べれば金持ちである。生活の心配が無いので、シンプルでいられるし欲も抑えられるのではないか?

いつでも買えるから、今買わなくても良いよ!

ということらしいと感じるのだ。
そこが嘘っぽいのだ。あなただから出来るのでは?と定番の反論をしたくなるのは私だけだろうか?

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