2014年5月22日木曜日

二輪車で中高年が死んでいる現実

しかし、二輪車が売れなくなりました!

街で見かける二輪車も少なくなりました。
大型バイクが減ったというより、スクーターなどの原付バイクが激減
しているように思います。

都市部に行っても同じ傾向でしょうか?
いやいや、地方より売れなくなっているのが二輪車という感じがします。

二輪車の販売台数ピークは、1982年の328万台です。
私が大学生の頃ですね。確かに、街中には二輪車が溢れていました。

それが激減をたどったのが、二輪車の駐車禁止区域が一気に増えたころ
でしょうか?二輪車はどこにでも止めることができたのに、殆ど止められなくなり
駐車場へと警察指導が始まってからでしょう。

気軽な乗り物では無くなった二輪車は、売れなくなってゆきました。
これ、自転車もそのうち同じ運命をたどります。
自転車の駐車マナーは、最悪の状態ですから!

そして、2013年の販売台数は、42万台とピークの1/8になっています。
まさしく激減・・・

メーカーの、商品ラインナップを観ても寂しい限りです。
最盛期の車種の多さを知っている私からすると、え?と思う寂しさです。

結果現在は、二輪車=おじさんの乗り物です。

40歳以上のリターンライダーが、多くなっているようです。
昔乗っていて、社会生活もひと段落つき自由度が増したことで、ちょっと
乗ってみようか?という現象が、二輪車の購入動機の大部分を占めているのです。

リターンライダーと呼ばれています。
毎年2%増加しているという統計もあります。

これからの、二輪車業界活性化の主役でしょう!
ライダーの平均年齢は、50歳を超えているといわれているので、まさしく
おじさんの乗り物=二輪車となっているのです。

しかも、大排気量のオートバイが売れているのですよ。

そこで起こっているのが交通事故。
中高年の乗る二輪車が多くなっているので、こればっかりは仕方がないのですが、
二輪車の死亡事故における40歳以上のライダーの占める割合は、80%に達して
おります。

昔は、二輪車事故=若者の暴走というイメージですが、
今は二輪車の事故=中高年の俺は大丈夫という思い込み事故となっているのです。

リターンライダーの皆さん!昔のなんとやらは通用しません。
くれぐれも、慎重に運転を!

0 件のコメント:

コメントを投稿