今日、坐禅しながら考えていたこと。
庭にちょっぴり紅葉した落ち葉が散乱している。
この落ち葉は、なぜここに落ちているんだろうか?
そんなことを、ぐるぐると考えていました。
そこに木があるから・・・
まあ、物理的にはそうなのですが、現実は違う。
葉は、木における最初の役目を終えて、次の役目に向かって行動している。
最初の役目は、木に栄養を与えること。
しっかりと太陽の陽を浴びて、光合成をして栄養を創り木に送る。
それを終えると、来年に向けての役目が待ち構えている。
来年の木にとっての栄養となること。
つまり、土に戻り栄養となること。
落ち葉になり、腐り分解されて行く中で、微生物の栄養となり土に活力を
与えてゆく・・・
こんなサイクルを繰り返しているのが、落ち葉の現状。
植物は、お互いに支え合って生きている。
動物も、そこに組み込まれ命のサイクルを作っている。
みんな一体なんだと…
人間のシステムに当てはめてみた。
落ち葉は、人が出す出力。行動だったり知識だったりする。
それが、周りの人を育ててゆくし、自分も育ってゆく。
一人だけで育ってきたわけではない。
そんな、当たり前のことですが、普段意識しない事が頭に浮かんできた。
思いつくまま書き込みましたが、坐禅って面白いものですね。
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