前人云う
「如今、休し去らば、便ち休し去れ。若し了時をもとむれば了時ならん」
これを見ること卓なり。
菜根譚 後集15 後段
何かに取組んでいると、やめ時というのが必ずあると思います。
何かの変化時だったり、ふっと思った考えだったり、いろいろな場面がある
と思いますが、そこにでどうするのかが、その後に大きく影響することが
ありますね。
大体において、やめるべき時を先延ばしてしまうのが、多くの場面です。
不思議なもので、人って今までの努力を捨てることを極端に嫌うので、
次に進めないのですよ。
でも、そのことを止めたとしても、努力が無駄になることはありません。
そこに気付くことも大切です。
止める判断に繋がったことで、価値のある時間だったと思えばいいのです。
また、次の取り組みに必ず効果を出します。
だから、止めることは無駄ではないのです。
つまり、自分が辞めた方が良いかな?って思った時が止めどき!
なんですね。
先延ばし程、傷を深くしてしまいます。
私も、この心大切にしながら深めてゆきます。
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