今更ながら、列車のSOSボタンが使われた瞬間を初めて目撃した。
正直、これは押してはいけないものという認識があったので、これを活用すること自体考えたことがなかった。なので、一瞬何が起こったのか全く理解できず、なんだなんだと周りを見回した自分が、情けないというか恥ずかしかった。
先日の大阪環状線での出来事です。
列車が駅に到着する寸前に、可愛らしい音のアラームが鳴り始める。携帯の呼び出しなんぞマナーモードにしておけよと思った瞬間、車両の前方の方でざわついているのに気づく。何やらただならぬ雰囲気で人が複数人に支えられている。その人よろよろだ・・・
列車が駅で停まりアナウンスが流れる。
そこで初めてSOSボタンが押されたことを知る。車内の状況を観ながら、納得しながら見守る。そお、満員電車の中なので見守るぐらいしかできない。
やがて、不調の乗客は駅ホームの椅子まで運ばれ、乗務員の連絡で駅係員が集まり対応が進行した。列車はその様子を観ながら、3分遅れで発車した。
中々スムーズな対応だった。
しかし、お恥ずかしい話ですが、SOSボタンの認識をその時改めました。
過去の事故の例から、SOSボタンとか列車緊急停止レバー等の装置には触れてはいけないものと思い込んでいました。これからは認識を修正しないとね。
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