正月用に買い求めた2冊の本を、先日読み終えた。
1)日本人はどこから来たのか? 海部陽介著 文藝春秋
2)ダーウィンの覗き穴 メノ・スヒルトハイゼン著 早川書房
こんな本が大好きな私です。
内容の解説はともかく、謎に迫る研究結果を判りやすく解説
してくれる本は、時間を忘れて読んでしまいますね。
1)は、どのルートで渡ってきたのかという疑問に答える為に、
世界の遺跡から痕跡を辿り自説を説明しています。現在人は
全てアフリカが起源だというのは、ご存じだと思います。
白人も黒人も黄色人も全て、起源はアフリカ人であり黒人な
訳です。人類皆兄弟なんて標語がありましたが、本当に真実な
訳で、そのアフリカから地球全土に広がり足跡を追いながら、
日本への最初に来たアフリカ人を想像しているわけですが、
面白いものです。
2)は、進化と生殖器について書かれた本です。
進化とは、種の利益の為に行われたものではなく、繁殖を
めぐってある種の利己主義がもたらす結果だというのです。
それを証明するのが、生殖器の進化の様子から証明できる
ということらしい。
実に面白い!!
長年の研究成果を本にする!
素晴らしいことだし、読んでいても実に興味深く面白い。
こんな本が世の中に溢れることを願ってやみません。
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