2016年4月30日土曜日

寄付という現実

災害が発生すると、大騒ぎする人達がいる。

その時だけ大騒ぎして、やれ支援だ物資だ!ボランティアだと、急に善人ぶる人たちが多いのには驚く。でもまあ、何もしない人達より、よっぽどマシだと思うけどね。

宅配業者に支援物資を頼んで断られて、宅配業者に非国民と怒鳴り込んだ人もいるらしい。何かと支援物資と意気込んで、受け入れる側の困惑も考えずに少量の物資を持ち込む人達。現地で物資が不足し、物流が止まっているにもかかわらず、現地外からやってきて燃料は補給するわ、食事を取るわ、対応が悪いと現地自治体の人たちに文句を言う輩・・・

いい加減、親切の押し売りは辞めたらどうだろうか?

執拗に映像を獲ろうとして、大量に人を派遣する報道陣。あちらこちらでカメラを廻すものだから、あらゆるものを隠すことが必要になり、救出部隊はその為の人員も割くことになる。挙句の果てには、自分の豪華な弁当を見せびらかしアップする始末!

報道の自由という名の暴力に、気付くべきではないのか?

マスゴミと呼ばれて久しいが、この名前が消えるには相当時間が掛かりそうな気がする。被害地域の外にいる我々は、どのような行動を取るべきなのか、やはり考えるべきだと思う。人それぞれ立場も違うし環境も違う。全員がこうしろというわけではないけど、自分に出来ることを見詰めることが大切だと思う。

阪神・東北・熊本と観てきて、まだまだ完璧ではないけど自治体や国の対応もレベルアップしている。その中で、個人がどうあるのが良いのかは、これからも考えていきたい。




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