先日に続きFIAT500のお話です。
今日は、運転していて楽しい部分のお話です。
一番感じるのは、独特のミッションが醸し出す雰囲気でしょうか?
相変わらず、詳しい機構説明は専門誌にお任せするとして、
私は感じたままに書かせてもらいます。
マニュアルミッションのような感覚のオートマミッションなのです。
まずは、低速でぶるぶる震えながら、加速してゆく様。
これには、笑いました。
まさにマニュアルミッションで、良く起こることです。
エンジンが身震いしながら力を出し始めている様が、なんとも生き物の様で
楽しいのです。
国産のATなら、そんなことは全く発生せず、あくまでも滑らかにスムーズに
回転が上がってゆきます。エンジンがぶるぶる震えるなんて、考えられないのが
国産車でしょう。如何に快適にするか?という設計ですからね。
そこが、面白い。
次に、エンジンブレーキが強烈なこと。
これにも、驚きました。
アクセル戻して、ブレーキを踏み込むとシフトダウンされてエンジンブレーキが
掛かります。これが、思いのほか強烈にかかりますので、国産車になれていると、
強すぎる様にも感じられますね。
まるで、車が運転の仕方を主張しているように感じられるのです。
面白い車です。
三つ目が、街中ではトップギアに入らないミッション。
現在走行距離が200キロを越えているのですが、5速に入ったことがありません。
60キロで走行していると、4速がやっとです。3速で走っている時もある。
まさしく、マニュアルミッション感覚です。
昔は、そうでした。そこそこエンジンの反応の良いところを使って、走るという事を
やっていましたが、そんな感じなのでしょう。なかなかシフトアップしないのが
面白いです。国産車だと、直ぐトップギアに入れますよね。燃費の為に!
なので、走っている感覚が違うのです。
別に飛ばしているわけではないのですが、躍動感に溢れているのです。
面白いものです。
ただ、スポーツモデルではないので、早く走ろうとは思いませんが、ルパンの
様に楽しく相棒の様に走りたいと感じる車ですね。
ちなみに、この車のミッションは学習能力があるとのことですから、どんな風に
仕上がっていくのか楽しみです。
では、今日はこの辺で!
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