面白いもので、研修という世界も世の中の流れと似ていて、
厳しさという点で緩くなったり厳しくなったりと繰り返している。
人を育てるという意味で、そんな変化は不要だと思うのだが、
それでも世間の目というのか、ちょっとした評判が気になるのでしょうか?
揺れ動いているのが面白く感じるところです。
以前勤めていた会社でも同じことが繰り返されていて、中では毎年
激論が起こるのです。個性という観点から見ると、その変化は欠点と
して移るし、集客としては世の中の流れに沿って行かないとと思う。
その幅の中でどのように仕事をしてゆくのかが、いかに重要かと
心に刻んだものです。
ちょっと前に、倫理法人会の3日間の経営者セミナーというのがあり、
富士山の麓にある富士研修所というところに行ってきました。
3日間の研修で、全国の倫理法人会所属の企業経営者が116人集まり
カンズメ研修を受けるのです。
普通カンズメ研修というと、結構厳しくて終わった時の解放感が
凄く心地良く感じるし、そのストレスが次への行動に繋がるものですが、
今回の3日間の研修はとても緩かったです。
ちょっと残念でした。
確かに、多くの方と情報交換をし仲間作りという点では、成果が上がった
研修だったし、チームで成果を出すとか自分の苦手を克服するという点で
も、効果が有ったと思う。
しかし、そこは最初から目的の一つとして持っていたところなので、
自分から意識的に動いたからという部分も大きい。
ところが、カンズメ研修の個性という精神的なストレスとそれに立ち向かう
気力との戦いに加え、そこを乗越える快感のようなものは、全く感じられ
なかったのです。
そこが、非常に残念でたまりません。
結構ストイックに取り組んでいたのですよ。
真剣でした。
食事も少なめにして、珈琲なんか飲まずに水も少々で研修に参加し、
携帯も電源を切っていたのですが・・・
行くときは、経験者から厳しいぞ!と聞かされていたのですが、ちょっと
拍子抜け。あぁ~あ・・・残念です。
こんなものかぁ~
そんな思いで帰りのバスに乗っていました。
今は、企業研修業界も厳しい方向へ少し戻り始めています。
しかし、富士研は聴くところによると、どんどん緩くなっているようです。
一説には、今回は女性の参加者が多かったので、緩くしたのでは??
と、言われております。しかし・・・
富士研の個性ってなん何か?と考えてしまいました。
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