昨日書いたAピラーの話しについて、ご意見ありがとうございました。
この話は、私も機会あるごとに伝えていますが、先日とある運送会社の社長さん
と話していたところ、この話が出て来て感心したことを思い出しました。
その社長さんの話では、ドライバーミーティングをしていたところ、ドライバーから
Aピラーで見えない部分(死角)があるから注意しないといけないと、話があった
そうです。
なかなか意識が高いですね。
真面目なプロドライバーの皆さんは、感受性が高い方が多いです。
トラックの運ちゃんといってバカにする人も多いですが、確かにひどい人も
いますが、真面目に真剣に取り組んでいる人も多いのですよ。
清潔なトラックと安定した運転をされているトラックドライバーは、信頼に値する
人です。そんなに敬遠せずに、存在を認め合いましょう。
脱線から戻って・・・
そお!気づいている人は気づいているのです。
そこで今日は作っている人の感覚の話し。
もお10年以上前の話ですから、今はこんなことないだろうと思っているし
時効だからいいかな?と思い話します。
Aピラーの話ではないのですが、当時流行っていたレーサーレプリカの設計の
話しです。それも、レーサーレプリカのカウルに装着されていたミラーに関わる
話しです。
設計者との会話
「私もこの車両購入して乗っているんですが、このミラー付いている意味ないで
すよね!まったく後ろが見えませんよ。」
「まったくは酷いなぁ~そんなことないでしょ!」
「確かにそうですが、運転していて肝心なところは見えないです。」
「そんなの簡単ジャン!こうやれば見えるでしょ!」
その方は、体をくねらせミラーで後方確認をする様子を実演。
「確かに!でも、運転中ミラーを観るたびにそうやるの?」
「そうだよ、頭使わないとね」
※多少の加筆修正あり (^^ゞ
如何ですか?この話を設計者としているときに、私は唖然としました。
設計する人は、ミラーとはこういうものという感覚なんだ。
ですから、Aピラーの話しも根源は同じかもしれません。
長くなりましたので、今日はこの辺で!
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