能力と業績は、別のものだと認識しているだろうか?
先日、キャリア診断サービスを活用して頂いた企業で、そのことを痛烈に
感じたところなのです。
報告書には、そこまで書きませんでしたが、そこでは能力と業績が
ぐちゃぐちゃになっているのです。
能力は育てる必要があるし、業績は認めてやることが大切。
しかも、そこには公正な判断が伴っていなければダメ!という事なのだが
そこが難しいところなのかもわからない。
社員の能力を上げるには、学ぶ教える見せる場が必要で、業務の進行を
妨げる事が多いけど、投資と言う側面を持っていて、将来に期待する行為
を行わない限り、能力は上がってこないものだ。
また、業績を上げるには、社員の能力を活かす仕組み作りが大切。
能力が有れば、業績が上がるのではない。能力を使わせる仕組みが
大切なのだが、そこに気づいていない企業も多い。
つまり、能力と業績は別の物なのだ。
あまりにも当たり前のことで、読んでいる人にとってはつまらないと
思うのだが、本当に混同している人が多いので書いてみた。
昔、上司にこんなことを言われた。
「業績が上がったら、その研修行っても良いよ!」
これでは、上がりようがないのである。
能力向上は、投資である。
そこを、肝に銘じたい。
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