今日は1日企画書作成しておりました。
そんな時に1人の人と話をしていて聞かれたことが・・・
「なんでこんな仕事しているの?」
こんな仕事といわれると、ちょっとねぇ~と思ってしまうが、特に意味のない
言葉なのでスル~しておきましょう。
でもこの話、時々聞かれるのでここで話しておきましょうか?
私がこの仕事をしている理由・・・
①嫌で入った会社でしたが、やっていて面白いと思える部分に気付いたから
②これが上手く行かない。失敗の連続・・・だから、やり残したことが沢山!
だからやめられない。逃げるのは大嫌い!
まとめてしまうとこんな感じです。
では、物語スタート!
☆教師と警察官だけにはなりたくなかった!
理工系の私は、オートバイの運動特性を解析するのに夢中になっていました。
大学から大学院まで進み、研究という魔物に憑りつかれていたのです。
研究に住む魔物・・・
なぜ?わからん?どうなっているの?という、疑問を解決しなければ気が済ま
ないという魔物。これに憑りつかれた6年間でした。
実験して結果を検証して、再び実験・・・こんな風に、理論構築のために繰り返
す日々を過ごしていたのです。下宿と学校を往復する毎日!概ねまじめすぎる
学生だったんです。概ねね。この部分はまたの機会に!
こんなことが、夢中になれるのが私です。
基本的に今でも変わりません。
反面なりたくない職業が、教師と警察官という学生時代でした。
教師は、確立されたものを伝える役割。
警察官は、○○は駄目と規制する役割。
どちらも、私の性には合わないから・・・
そんな私が、就職の年になり恩師から勧められたのが、前職の職場です。
当時の理工系学生は、基本的に就職活動しないのです。
就職活動している学生は、推薦が貰えないからだったのです。
良い時代でした。
だから、私も恩師におんぶにだっこ状態。
なんせ、修士論文書くのに必死で就職活動どころではなかったのです。
で、形ばかりの試験を受けて入った会社が、当時の(株)ホンダランドという
会社です。
ホンダ系の会社で、レース場・遊園地運営の会社です。
ホンダの製品を楽しむ場所であり、将来のホンダファンを育てるという
使命を持った企業です。
そこの、交通教育センターという部署に、配属されました。
交通事故を起こさないドライバー・ライダーの育成機関です。
免許を持っている人を対象に、安全運転を普及するインストラクターという
職種です。企業研修の先生です。
なんと、なりたくもない先生という職種になっている自分に、愕然とした
自分を発見しました。
それから、嫌で嫌で・・・ 入社10年間は地獄でした。
なんで、こんなことしているんだろう?
そんな思いの10年間だったことを覚えています。
しかし、おかしなもので人は学び気づくわけです。
自分で研修を仕切る立場になると、工夫するということに楽しみを感じるように
なっているのです。伝え方の工夫や見せ方の工夫をして、実際の効果を観察
するようになるのです。
まるで、研究のようなものです。
教師のような仕事にも、こんな面白い部分があるんだ!
そんな気付きが、自分を駆り立てるようになるんですね。
中堅の域に入ってくると、役付の可能性が出てきます。
と同時に異動の可能性も出てきます。
係長・課長と昇進し営業へと異動する中で、視点が広がって行くのを感じる
ことで、益々面白い点に気付くわけです。
そして、人の役に立っている自分の仕事の意味を知ることになります。
つまり、自分のやっている仕事の意義に納得することで、自分の将来を
掛けてみようとする土台がみえてきたと言えるのでしょう。
さて、後半は明日にでも・・・
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