閑古錐は、「かんこすい」と読みます。
閑は、静かで心の安らいだ状態を指します。
古錐は、古くなって先のまるくなった錐(きり)の事を指します。
このことから、様々な経験を積み円熟味を増すことで、
どっしりとした存在感を持つことを示しています。
つまり、歳をとるということは、閑古錐であるということを示して
いることになります。これは、禅の世界で使われている言葉です。
私の理想は、閑古錐的人間性です。
そうなれるのかはわかりません。歳をとれば全員がなれるわけ
でもないでしょう。そこには、しっかりとした思考と経験と振返り
が必要だと思うからです。
単に歳をとっただけでは、なれない世界なのです。
どっしりとした存在感!!、本当にそうなりたいですね。
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