自分の仕事を観ていていつも感じるのは、クライアントに
恵まれているというありがたい現実だ。
私の領域は、企業で言うところのコスト削減に分類される
内容なのです。なので、例えば事故の多い会社で役に立つ
内容と考え、起業当初は盛んに売り込みに周っていました。
しかし、結果は芳しくなかったのです。
事故が多発している企業って、事故防止にお金を掛けない
のです。
これ、不思議でしょう!
当時は、なんでこんなに事故が起こっているのに、事故防止
を考えないのだ!と、怒りというか不思議に感じていたもの
です。
しかし、本当にそんな企業はお金を掛けません。
では、どういう企業と繋がることが出来たのか?
というと、コスト削減の為ではなくて、人材育成の為の投資
と考えて、結果としてコスト削減になるという考えを持ってい
る経営者つまり社長の会社と繋がるということになるのです。
ここは、本当に面白いものです。
実は、人材に掛ける費用をコストと考えるか投資と考えるかで
対応ががらりと変わる。この部分に気付くことが出来たのが
時間が掛かり過ぎたかな?と思っています。
なので、最近は事故の多い会社へ提案に行かなくなりました。
私と同じようにコスト削減分野の支援を考えている皆さんは、
是非逆の発想でクライアント開拓に努めては如何でしょうか?
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