2016年9月5日月曜日

FIAT500の世界 116

独特のオートバイのようなエンジン音・排気音。

非常にトルクフルなエンジン出力特性とそのおかげで
きびきびと動く加速性能。これには軽い車体も貢献して
います。そしてコンパクトは車体。

多気筒エンジンの車でのびやかに回っていく感じは、
それはそれで楽しいものですが、意外と低速トルクの
不足が街中では運転しずらい環境を作り出します。

チンクは2気筒というシンプルなつくり。それにターボを
セットアップして、過不足の無いエンジン特性にして
あるのがみそでしょうか!

ミッションも楽しいと感じる要素です。

基本構造はMT車なのですが、そこに電子制御を組み
込み自動変速を可能にしたAT機構です。

なので、ダイレクト感に溢れています。
国産ATの滑っている感覚は全くありません。
グイグイ前進する感覚です。

変則時には、クラッチをつなぐ瞬間があり、体が前
のめりになるあの感覚まで一緒です。そしてクラッチが
繋がる時の音まで聞こえてきます。

つまり、国産車が車を意識しないようになってきている
のと対照的で、車を意識するように作られているのが
チンクです。

そこが面白いところなのです。

0 件のコメント:

コメントを投稿