写真撮影を通して、人材育成の取組に手を出し始めた昨年です。
要は、写真撮影の楽しさを通して、感性豊かに人生楽しみたい!
という気持ちを伝えたいと試みております。
社員研修と違って、こちらは趣味の世界で参加者も全員自分の
世界が有ることが多く、色々難しい面が多くあります。
研修のように、ある程度フラットな気持ちではないのです。
でも、皆さん撮影好きばかりですから、苦労はしても楽しい事ばかり
なので、私としても助かっているし楽しんでいます。
そんな中で、伝えるのが難しいと感じる点があるのです。
それは、絞りの扱い方。
絞りというと、被写界深度と光量の調整に使う物という認識が
一般的ですね。シャッター速度と感度と絞りの関係で、変化させる
べきものということですね。
しかし現実には、これ以外にも絞り調整の楽しみが有るのです。
でも、それが伝わらない・・・
それは、表現なんですよ。
被写体の表情を変えるために、絞りを使うということ。
被写界深度は、全体の表情を変えてしまいますが、被写体に注目
して絞りを変えてみる。
これを面白いと感じると、レンズ沼にはまり込んでいきます。
理由は簡単!被写体のこんな表情にしたくて絞り込むけど、
絞り込むと周りの表現も変わるので、そこはそんなにきつくしたくない!
となると、レンズを変えるしかないのです。
しかも、同じ焦点距離で違うレンズを使うことになる。
まさに、レンズ沼ですね。
でもね、このフィルム時代に楽しんだ楽しみ方ですが、今のレンズは
殆どがカリカリの似たような描写で面白くない!そんな環境の中で
この話を伝えるのは難しい・・・
ホント難しいのです。
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