2012年7月3日火曜日

パニックのウソ

今、災害心理学の世界を少し覗いている。

交通事故を災害と捉えることは、ちょっと苦しいかもしれないけど、
人の動き(認知・判断・操作)は、災害時の動きに近い部分があるのでは?
と思ったことが、災害心理学を覗くきっかけになっている。

面白そうなら、来年度のメイン探究項目にしようと、トライ中なのです。
面白そうならという点が、なんともあやふやだが私の性格なので(^^ゞ

さて、その災害心理学でちょっと驚いたことに気づきました。

災害や事故の際に、人がパニックになるというのは嘘!

というのである。
災害心理学は、生まれて60年ほどの新しい学問だが、今まで常識と
思われてきたことを完全否定していることに、興味が湧いているところです。

勿論、100%ないと言っているわけではないので、様々な条件を考慮する
ことが大切だと思うが、映画なんかで見かける過剰反応(パニック)が
起きることは殆どないということだ。

出口に向かって人が殺到し、我先に人を押しのけて進むさまは、
恐ろしいほどの殺気を感じるところだが、あれはあくまでも映画の話し
らしい。

とすると、我々は随分考えを改めることが必要かもしれません。

パニックになることを恐れて、情報を小出ししたり修正して出したりする
ことが在ると思う。でもそれは、やってはならないことの代表例のようだ。

まだ、覗き始めたばかりで表面上の話ししか出来ないけど、これから
先はどんどんセミナーにも取り入れていきたいと思う。

お楽しみに!

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