2012年7月22日日曜日

前提付の公聴会なんて(^^)?


日本って、議論の出来ない国民性だなぁ~

そんなことを感じる出来事が、沢山起こりました。
私自身も議論が上手いわけでもなく、好きでもありません。出来れば、
避けて通りたいものですが、それでもニュースで流れる場面そのものは、
本当に醜いものです。

・今後の原発のあり方を考える

こんな重要なことを、あの様子では何の為にしているのか解らなく無くな
ってきます。といっても公聴会なんですけどね。でも、参加している人は
これで決まる!と思っているでしょう。でも、たんなる公聴会なんですが・・・
もしかしたら、単なるガス抜きなのか?


これも、大きな意味での学校教育の貧困さが生んだ結果、だと思うのは
私だけでしょうか?


結局、合意形成をどのように行うか?
という教育がなされていない日本の現状を良く表していると思うのです。

あれは、設定している側にも参加している側にも責任があるでしょう。
結局甘い思惑のある主催者のおかげで、益々信頼を失うという結果に
なっていないでしょうか?


しかも、前提があって議論?しているしなぁ~


2030年度までに原発を0にすると結論がなっても、2030年までは
全原発が動かせるという国民合意が出来たことになります。


2030年までに原発を0にする=2029年までは原発を全機稼働


あと17年間は動かせるし17年もあれば、国民の意見も変化するし
状況も変わるよね。というのがいつものパターンだったように思う。


全ての発言者は、そのことが解って発言しているかな?
あなたは、今後17年間原発の全稼働に合意しているのですよ。

これで、公平な議論が出来るのでしょうか?

ちなみに私は、原発廃止論者でも推進論者でもありません。
原子力は、必要悪という考えの上に立っています。

では、この辺で!

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