2012年7月7日土曜日

離党届と1年生議員

今週のはじめに世間を賑わした離党劇!

相変わらずメディアは、小沢氏批判を繰り返しているのですが、離党届を
提出したメンバーを観ていて感じたことがあります。


1年生議員の中に、比例区での当選者が衆参合わせて16人もいる。
これには、凄いと思いました。

この人達の決断の流れをインタビューしたいぐらいです。

というのは、選挙区で当選した人は自分の地盤を固めれば、再当選の
イメージが描けます。だから、自分たちの支援者としっかりと繋がって
いけばいいと思うのです。

しかし、比例区の人は根本的に、

「選ばれた人」ではない

ことがネックです。あなたを選んだわけではないという話ですから、
地盤もなにもない状態です。もしかしたら、比例で復活当選という場合も
有るかもしれませんが、結局同じことです。

それなのに、少数派について出てゆくという行為に関心を抱かせます。

その人の信念は何か?
その人の行動原理はなにか?

当選だけを考えたなら、大きい方についていくのが妥当でしょう。
信念曲げても、寄らば大樹の陰が基本です。

しかし、そうならなかった心の葛藤が有ったはず。
そこに、拍手を送りたい。

どちらが正しいかは別の問題。自己一致した行動を取ることの方が
国会議員らしいかな?そんな風に感じているところです。


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