2014年1月30日木曜日

ご住職の講話

先週、津市の四天王寺ご住職倉島隆行氏の講話を
聴く機会を得ました。

実は、その日のFBでも書いたのですが、人生50年
以上生きてきてお寺のご住職の話を聞くという行為
は、初めての経験でした。

住職は、私より20歳近く若い男性です。
学生から直ぐにこの世界に飛び込んだそうで、大変
欲と言うのもを抑えるのに苦労したのではないかと、
思っています。そんな話も匂ってきましたね。

さて、腑に落ちたことが有ります。

住職から、

「あなたにとって心とは何ですか?」

と問われて、詰まってしまった自分です。
心って改めて言われると、よく解らんよね。
困ってしまいました。

心って、自分自身。
心って、動くもの。
心って、移りゆくもの。

色々な言い方がありますが、お釈迦様の言葉を借りると

心は、猿のようなもの

だそうです。興味があるものにふらっと向いて移動して
しまう。しかもなんでもかんでも、ふらっと・・・

そんな話を聴きながら、坐禅の心得の話をされるのです。
坐禅は、心を自分の中にそして今に引き留める修行だと!

ここに心あらず!

こんなこと言いますが、その状況がありありと浮かんで
きました。そうか!一生懸命とか全力と言うのは、心が
今ここにあることなんだ!と腑に落ちたところです。

禅の世界も深いものです。
自分の知っていることなんて、ほんのちょっぴりなんですね。
納得です。

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