2014年12月28日日曜日

見積書を作るという危うさ

我々のような仕事は、使う側いわゆるクライアント側からすると、
投資に近い感覚になると思います。

人材育成自体が、投資だと思うからです。

つまり、リスクを伴うけど上手くいけば凄い効果(利益)が
見込めるのが、人材育成だという事です。

人材育成コンサルタントと称している人は、ごまんといるので
誰を選ぶかは、この投資のリスクを回避するのに大切なことです。

キチンと会って決めて欲しいです。
あ!この人だ!!と思う人を選んで投資して欲しいですね。

講師選びの肝は、実績とかご高名だとかではなく、あなたの肌で
感じる信頼感を元に選んでほしいと思います。首からぶら下げて
いる正札を観て選ぶと、結果としてリスクを獲ってしまうことが
有るようです。

あ!私を選べという事ではありません。

私も数いる講師の1人です。
ピンときたら頼って欲しいですね。

さて、企業が講師を選択する時、商行為として見積を取ります。
まあ、当たり前なのですが、これに注意です。

金額の話ではないのです。

どうしても、企業側は目の前の事、つまりいくら払うのかに執着し
安くしようとします。

ごめんなさいね。このブログは、私のクライアントも読んでいるので
すが、別に安くしようとすることが悪いという話ではないので、
最後まで読んでください。m(__)m

安くしようとすることは、企業として正常な感覚だと思います。
安くするのも色々な方法が有って、代表的なのが2つです。

値引き要求か、内容の取捨選択という2つですね。

しかし考えて欲しいことが有ります。
見積書自体は、簡単に出して居るわけではなくて、色々な要素を
考えたうえで、前向きに出しております。

そこで、値引き等の仕切り直しが入ると、思わぬリスクを背負う
ことになります。

あ!脅しているわけではないのです。
殆どの講師の皆さんは、良い人ばかりなので心配です。
値段ではなくて内容とばかりに、意気込んで作ったものが否定されると
一気にモチベーションが下がるのです。

しかも、ギリギリで作っている事も多いので、もお崩しようがないという
場合が有るんですね。でも、クライアントの要望なのでという前提で、
合わせるのです。つまり、効果が上がる見込みを元に組んだものを
バラし減らすことになります。

これがリスクです。

とはいっても、予算もありますよね。
だから、厳しい予算の中で研修講師に依頼したいのなら、ぶっちゃけ
話をすることが大切です。

予算はこれだけだけど、こんな課題が有って解決したいので、内容を
組んでもらえないだろうか?という風にです。

でしたら、講師はその予算内で一番良い方法に行き着くでしょうし、
多少自腹きっても効果の上がる方法をやろうとするでしょう。

それが、あなたの選んだ講師だからです。

物販と違いノウハウとスキルを売り物にしている講師は、見積書を
作り受注する過程に敏感だと知っておいて損は無いでしょう。

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