2014年5月1日木曜日

●●不足と言う現実

運送業界も、人材不足に陥っているようです。

アベノミクス効果で仕事量が増えているのですが、それに対応できないことが
発生しているとのこと。仕事は有るけど、人が居ないので受注できない。
そんな状況が出始めているようです。

この話を聴いて東北震災の復興工事入札の、あの出来事を思い出してしまいました。
震災が起きる前に、政府は散々公共工事を減らすなどして歳出カットを断行。
その結果は、土木業者の廃業という結果に繋がりました。

そして震災。
復興工事が始まり入札が開始されても、美味しい仕事以外は誰も入札しないという
現実が発生。結局、街の小さな工事は、一切手が付けられず震災当時のまま残る
なんてことが観られるようになったわけです。

お蔭で、土木工事の料金は値上がりし、業者は値下げ値下げで苦しんでいた部分を
僅かながら取り戻すことに成功したと聞いています。

同じことが、運送業界でも起こっています。

不況不況で、運送料金のダンピング!に追い討ちをかけて燃料の高騰!
更に、安全対策費用の負担増と苦しい経営が続き、倒産・廃業が多数発生した
のですが、ここにきて受注が増えてきた!

でも、人はいない・・・
そのおかげで、単価が上がり始めた。消費税の転嫁も受け付けないから、考えて
くれる様になり値上げも可能になってきた。

まだまだ苦しいが、良い方向に変化してきている。

そう思っている経営者は多いようです。
あのまま、民主党政権で消費税アップしていたらと思うと、ぞっとしますよね。

こんな世の中を眺めているだけでも、色々なヒントを得ることが出来る。
世の中って面白いものです。

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