2013年8月29日木曜日

完璧を目指すべきか?

仕事にリスク管理は必要だと思っているけど、やり過ぎるのは
どうかとも思っている。

リスク管理とは、膨大なエネルギーを必要とする分野だ。
失敗すると、とんでもないことになるので、その損害を最小限に
押えたいと思うのは、人の心では至極当然の動きになる。

私の仕事分野も、リスク管理的な部分が多いのだが、関わって
いて感じることも沢山あるのがこの世界。

その、根本的な部分が

どこまでやるのか?

という事。
どこまでだと思いますか?

どういう基準で表現したらいいのか難しいことですが、これは
答えの無い問答のようなもので、自分で決断するしかない。

ここまで!と言う風に決断するしかない。

だから、これは企業によって個人によって違ってくるのが普通
なのだ。だから、世の中には色々な人がいて、驚くような行動
をとる人もいる。という事になる。

手を抜くという言葉は適切ではないかも判らないけど、先の
花火大会での露店の爆発炎上事件なんかは、まさしくこの
リスクの取り方を間違っている事例だ。

さて露天商の安全対策は、私の興味外の事なのでこの辺で
終わりにしたい。

さて、どの程度までリスク管理はするのか?

これが永久に続く課題なのだが、非情に感覚的な表現を
許していただけるなら、このように表現したい。

95%

これぐらいかなぁ~
業種や担当者の能力にもより違うので、具体的に言えない
のですが、感覚的には95%ぐらいの達成率を考えることが
良いのではと思っています。

理由は、あと5%を極めようとすると、膨大なコストがかかって
いるものだから、果たしてそこまでやるべきか?の議論に
結論が出なくなってくるのです。

急激にコストが上がってくるからね。
コストとは、お金・時間・人の問題です。

勿論、気持ち的には120%を目指すのが良いのですが、
結果的に95%辺りで終わっておくのが納得性が高いという
ところだと考えています。

そして、残りの5%は他でカバーすること!
これが大切ですね。

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