2011年12月9日金曜日

地震債券をどのように料理するのか?

今日は地震債券の話

オリエンタルランドとJR東日本が発行したのは、ご存じだと思います。
主に海外の投資家によって買われ、話題になりました。
地震保険ではなくて、地震債券という日本では珍しい投資商品だからこその
注目度ですね。

しかも、営業収益に対する補償というのか補填というのか、この点が面白い
ものです。

私は経営コンサルタントではないので、この話を延々と書くつもりは全くない
のですが、事の始まりは大学生の娘からの質問でした。

「地震債券を買わないという選択肢で、プレゼンしたいのだけどアドバイス
頂戴!」

これが娘からのリクエストでした。

買わないというスタンスが面白くて、アドバイスしました。
テーマは、資金の海外流出!ということで!

地震の発生有無にかかわらず、お金の動きが日本にあまり影響がない
というか、逆に損なのかもしれないというのが、買わない理由に出来な
いか?ということです。

地震が発生すれば、緊急資金が手に入る訳ですが、発生しなければ得する
のは海外の投資家で、お金を払うのは日本の企業です。

こんな単純な構図ではないのですが、この構図で考えると国内の経済への
効果があまり感じられない。だから買わないということで!

で、せっかくなので対策を提示すれば良いのでは?と言っておきました。

つまり、広く薄く国内から資金を集める相互保障のシステムに発展すれば
面白いと思うのです。共倒れになることを防ぐためにも広く薄くですが、
つまるところその企業の人気度・重要度が、債券の売れ行きによって明確に
なるという点で、一つの指針にもなるかもしれないよね。

そんな話をしておきました。
専門家ではないので、甘いところも多々あると思いますが、よろしければ
皆様のアドバイスお待ちしています。

今日もファイト一発!




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