2013年9月7日土曜日

避難訓練をやってみて!

丁度1週間前だったけど、東南海地震が発生して津波が発生
したとの想定で、三重大病院周辺の住民が三重大病院へ
避難するという訓練に参加した。


新病院棟が完成して以降初の避難訓練だったので、私も参加
してみたのだ。

結論から言うと、現実の災害場面では厳しい状況になるだろ
うという事を痛感したところです。

何が厳しい状況かと言うと、避難と言うのはバラバラの所から
出発して、一か所に集まってくるという行動パターンになる。

すると、集まる場所が建屋で上層階の場所となると、渋滞が
発生することが十分に考えられるから!多分、全員が時間内
に避難場所にたどり着けるという事は無理ではないかと思った。

なぜそうなるかは、次の3点。

・経路が絞られて、その場所に行く道が少なくなるけど、人は
 どんどん集まってくるから。
・エレベーターが使えないとなると、高齢者や身体障害者は
 どのように階段をのぼるのか?
・手助けをして、背負ったり押したり引いたりするとしても、
 1人に対し2人は必要だろう。そんな、人手が緊急時に確保
 出来るのか?

こんなところだ。
高齢者や身体障害者を見捨てる!なんてことは現実出来な
いと思うし、そうなると自力でのぼれない人を助ける人で、
一杯になり完全なボトルネック状態で、多くの人が避難さえ
できない状態になりうると想像できる。

これを解消するには、施設の自力歩行困難者に対する設備
投資に頼るしかなく、三重大学病院と言う公的な病院施設
という事もあり、考えて欲しいと思ったところです。

いつ起こるか判らない東南海地震ですが、少なくとも家族
全員が助かる方法と、近所の自力歩行困難者への気配り
を準備しておきたいですね。

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