2013年6月28日金曜日

元々の姿に戻ったことが危険なことなのか?

奇跡のリンゴが話題になると、その反証が起こる。

「無農薬だと、アレルギーの素が増えるから危ない」

皆さんもご存じの通り、リンゴを食べると口の周りが痒くなる人が
この世の中には存在します。

実は、私自身もそうなのですが、だからと言って農薬漬けの
リンゴを食べたいとは思っていない。

でも考えて欲しい。

リンゴとは、そういうものだという事を。
今の様に、食べやすいリングになったのは、品種改良の
おかげである。農薬の影響がどれほどあったか不明だが、
品種改良が進んで食べやすくて甘いリンゴが農作物として
流通していることは事実です。

自然界のものは、そういうものだから・・・

だから、無農薬でアレルギー反応が出るよと言うのは、
注意点ではあるけど危険視するものではない。

そもそもアレルギーの素とは何だろうか?
それは、植物が身を守るために身につけた毒素なのです。
この毒素は、人間の食欲を低下させるべく働き、自分が
食べられないようにしようとする働きをしている。

アクをとるというのは、日本古来の知恵です。
植物だって、食べられたいとは思っていない。
生き延びたいのだ。

野生動物が、食べる植物が違うのは、この仕組みが活きて
いるからだと聞いた。

日本人は、元々生野菜を食べない民族だったはず。
全て料理したものを食べていたわけで、その中で工夫を
凝らしてきた優秀な民族なのです。


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