2011年6月7日火曜日

速度は上がってきますね。

リニア中央新幹線の駅も発表になったようですね。

技術革新は我々の生活を豊かにするはず!
リニアは、我々の生活にどのような夢をもたらしてくれるのでしょうか?

今日は、ちょっと違った視点で話をしましょう!
乗り物の最高速度が上がると、凄く良いと思っている方も多いのですが、
そんな簡単なものではありません。

理由は簡単です。
それは、人が乗るからです。

そして、乗っている人は普通の人だということ。
戦闘機に乗っているパイロットや、レースカーに乗っているドライバーでは
ありません。

至って、普通の人だということです。

速度が出てくると問題になるのが、加速度という奴!です。

Gという奴です!

F1が鈴鹿サーキット走ると、最大で4Gを超えます。
戦闘機が急旋回すると、5G以上かかると言います。

この加速度という奴に、人は弱いのです。
我々が日常的に感じるGは、車の速度変化でしょうか?
これは、走り方にもよりますが、普通0.3G程度です。
事故でもない限り、1Gを超えることはありません。

つまり、普通の人たちには、ゆっくり加速しゆっくり減速
することが、必要なのです。でないと、気持ち悪くなる人が
大量に出現します。

しかも、旅客ですから中で飲食もしているでしょうからね。

このGは、カーブと加減速で発生します。
するとなるべくGの発生しない路線設定が、リニアの高速性を
生かすうえで大切になってきます。

駅の数は少なく、カーブは少なく、あっても大きな半径で!
ということです。長野へは行きたくないのです。

さて、車の運転も同じです。Gは弱くが安全対策です。
加減速は緩やかに、カーブはゆっくりと…

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