2014年6月7日土曜日

FIAT500の世界②

先日に続きFIAT500のお話です。
今日は、運転していて楽しい部分のお話です。


一番感じるのは、独特のミッションが醸し出す雰囲気でしょうか?
相変わらず、詳しい機構説明は専門誌にお任せするとして、
私は感じたままに書かせてもらいます。

マニュアルミッションのような感覚のオートマミッションなのです。

まずは、低速でぶるぶる震えながら、加速してゆく様。
これには、笑いました。
まさにマニュアルミッションで、良く起こることです。
エンジンが身震いしながら力を出し始めている様が、なんとも生き物の様で
楽しいのです。

国産のATなら、そんなことは全く発生せず、あくまでも滑らかにスムーズに
回転が上がってゆきます。エンジンがぶるぶる震えるなんて、考えられないのが
国産車でしょう。如何に快適にするか?という設計ですからね。

そこが、面白い。

次に、エンジンブレーキが強烈なこと。
これにも、驚きました。
アクセル戻して、ブレーキを踏み込むとシフトダウンされてエンジンブレーキが
掛かります。これが、思いのほか強烈にかかりますので、国産車になれていると、
強すぎる様にも感じられますね。

まるで、車が運転の仕方を主張しているように感じられるのです。
面白い車です。

三つ目が、街中ではトップギアに入らないミッション。
現在走行距離が200キロを越えているのですが、5速に入ったことがありません。
60キロで走行していると、4速がやっとです。3速で走っている時もある。

まさしく、マニュアルミッション感覚です。
昔は、そうでした。そこそこエンジンの反応の良いところを使って、走るという事を
やっていましたが、そんな感じなのでしょう。なかなかシフトアップしないのが
面白いです。国産車だと、直ぐトップギアに入れますよね。燃費の為に!

なので、走っている感覚が違うのです。
別に飛ばしているわけではないのですが、躍動感に溢れているのです。
面白いものです。

ただ、スポーツモデルではないので、早く走ろうとは思いませんが、ルパンの
様に楽しく相棒の様に走りたいと感じる車ですね。

ちなみに、この車のミッションは学習能力があるとのことですから、どんな風に
仕上がっていくのか楽しみです。

では、今日はこの辺で!








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