2013年11月11日月曜日

人間関係はスキルではない

1週間ほど前に、クライアントから勧められた本を読み終えた。

「人を動かす」 D.カーネギー 創元社

と言う本です。
何で今頃書いているの?と思われるかも判りませんが、なる
べく直ぐには書かないようにしているのです。しっかりと認識
してから、書くようにしているので。

このカーネギーの本は、「話し方入門」と言う本を読んだことが
有り、事例に基づいた判り易い内容だったと記憶している。

しかし面白いもので、読んでみて今これを勧められたことに
少しばかり驚いている。必要なものは、必要な時にやってくる
ものだよね・・・これ、正直な感想です。

内容は、読んで頂くとして、心理学的な人を思い通りに操る
方法みたいな、怪しい本ではなくて凄く真面目な本です。
ちょっと時代が古いのは仕方がないのですが、事例を元に
人に動いてもらうための、自分の振舞い方を書いています。

これ読んでいると、コーチングとかNLPとかの内容が、本当に
スキル教育に偏っていることが解ります。突き詰めれば、同じ
事を言っているのかも判りませんが、でもスキルではないよ
と行間で訴えていることが伝わってきます。

この辺りは、自分の考えとぴったり一致しますね。

これから部下を持つようなビジネス系の人にぴったりの本
だと思います。愛読書として迎えては如何ですか?

0 件のコメント:

コメントを投稿