2012年9月15日土曜日

就職率が100%!

大学の就職率って気になりますか?


以前に書いたように、
私は就職率で大学を決めるべきではない!
と思っています。

理想的には、
将来の自分の人生を考え打ち込みたい分野や仕事を明確
にし、そこに向かって一番自分を成長させることのできる
大学を選ぶ、これが本論だと思います。

しかし、なかなかそうも行かないのが現実ですよね。

人生と言っても・・・・
将来の夢と言われても・・・・
何していいのか解らない・・・・

という人が多いのは判ります。
だとすると、多少乱暴ではありますが、偏差値で決めるという
のは、ある意味現実的でもあるんです。

この意見に反対意見が有ることもよく解ります。
でも、現実ですから!

だから、自分の将来を早くから考え戦略と戦術を考えておく
ことが大切です。それが出来ないのなら、素直に1ランク
でも高い偏差値の大学を目指せ!

これが、私の考えです。

ちなみに昨年の就職率は、全体で63.9%でした。
ところで、就職率の高い大学ってどれぐらいなのか知ってい
ますか?

各学部で上位20校を見てみると、100%~76%の間になります。
傾向として理系は高く、文系は低くなるということが言えます。
ちなみに見事な就職率を誇るのは、薬学部です。上位20校の
殆どが100%に限りなく近いです。

そしてその分野でも上位20校は、いわゆる有名校が中心です。

え?そんな大学あったの?って言われる大学はありません。
つまり、偏差値もそれなりに高い大学ばかりです。

ここ数年話題になる就職率100!をうたう国際教養大学(秋田)
ですが、昨年の就職率は93.6%で、学部別全国1位です。
そして、この大学の偏差値は66あたりだと言われています。
立派に、超難関校と言われている大学に匹敵します。

結局、就職率の良い大学を選択すると、偏差値も高くなるのが
現実ですが、就職率が高い大学の中には、就職に特化した
大学が有るのも現実なのです。

いわゆる就職予備校的大学です。

入る人が望むので、こういう大学が出来上がるのだと思います。
現実問題、私はあり!だと思っています。

このような選択肢を取るのは、決して悪いことではなく、本人の
意志がそこにあるならOKだと思っています。

だけど、そのような大学の入学後の現状はどういうものなのか?
ということをきちんと確認してから、チャレンジするべきと思います。

普通に大学に入る感覚で入学すると、後悔することになりかねません。
就職率というのは、気になるものです。
だからこそ、就職率で選択することは反対なのです。








0 件のコメント:

コメントを投稿