2013年2月14日木曜日

講師という仕事

講師って中々面白い仕事なんですよ。


学生時代の私から観たら、こんなこと書くとは思いませんでしたが、
今は本当にそう思っています。というのも、学生時代は先生と警察官は、
なりたくない職業のベスト2だったからです。

そんな私が、学校の先生ではないけど、先生と呼ばれるような仕事を
しています。でも、先生ではなく「ゆっきぃ~」と呼んでね。学生時代の
友人からすると、驚愕の事実だそうです。

「お前が、先生系の仕事かぁ~」

こんな感じです。
講師の面白さを発見したのは、前職の後半でした。
インストラクターとか呼ばれて仕事して、15年以上経過して振返りながら
講師でイキイキ仕事している自分に気づくことができました。

最初は、ホンマ嫌々だったんです。
最初の3年は、地獄でしたね。何と表現したらいいのでしょうか?
私の人生の中で、もっとも暗黒の時代です。

こんな風に書くと、今もある前の職場で働いている人にご迷惑を掛けて
しまうかな?

別に、その会社が嫌い・その職場が酷いと言う話ではなく、なりたくない
職業に就き、なりたくない職業の人に対応している自分が、情けなく
どん底に思えていたんですね。

だって、自分が先生で顧客が警察関係なんですよ。
自分でもびっくりですわ(^^ゞ
職業選択の自由が有ったなら、入らなかった会社です。

なかなか面白い経験でしょ?

さて、私は理系人間です。
だから、どっちかと言うとモノづくりが好きです。
講師は、ノウハウ業なので何か形になるものを残すことが有りません。
著書ぐらいでしょうか?後は、ノウハウをシステム化してしまい、
資格試験を立ち上げるとかでしょうかね。

なので、さっぱり実感もなく講師をしていたのですが、ある時前記した
通りイキイキしている自分に気づくのです。

伝えるということを構築する。

これに、理系的感覚が呼び起こされていたんです。
物はありませんが、伝えるということが創りだすと同じだと無意識に
気付いていたのでしょうね。

その気付きがあったことで、今があります。

あれが無かったら、今頃カレー屋さんでもしているかな?
食べ物屋をするなら、カレー店だと決めていましたので(^^ゞ

良く、「ありがとう」と言われるのが好きな理由です。とか、生徒の
笑顔がたまらないので先生続けています。なんていう話を聴きますが、
私には2番手3番手の理由でしかありません。

やっぱり、伝え方を練って実践してゆく過程が面白いのが講師だと
思うのです。

来週は、そんな自分を振返り成長させる時間を持てるのですが、
とても楽しみにしているんですよ。





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