2017年3月1日水曜日

トムハンクス

初めて彼と出会ったのが、「プライベートライアン」だった。

第二次世界大戦のヨーロッパ戦線での戦いを描いたものだが、
特に彼を意識することなく普通に観ていた。たった一人を助ける
為に戦線の奥深く侵入し、少人数で戦い次々に戦死していく
仲間の兵士と指揮官のトムハンクス!

かなりヘビーな役柄だけど、アメリカ軍ってこんなことするんだと
当時は驚きながら観ていたけど、あくまで戦争映画という見方
だった。

そして、「ターミナル」「ダ・ヴィンチコード」などで出会うことが
出来たが、味のある演技派の男優という認識しかなかった。

そして順番は制作とは逆になるが、「クラウド・アトラス」を観た
時に悩み始めた。

映画の内容もかなり重く理解不能。予備知識なしに観ると???
が並びそうな映画である。

そして、最近観たのが
「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」
だった。BSで観たのだが、番組欄にトムハンクスの名がなければ
観なかったに違いない映画だ。訳が分からん不思議な題名だ。
こんなタイトルの場合、私はまず見ない。

こんな確信犯的題名は、大嫌いなのだ。

しかし、トムハンクスの名が有ったので、観てみた。
これも、良く判らん映画だ。「クラウド・アトラス」より数段理解しや
すいけど、おいおいという内容だ。たぶんトムハンクスに興味が
無ければ途中で番組を変えたと思う。

事実、トムハンクスは途中で死んでしまうので、彼を堪能する
映画ではない。

彼の出演している映画を、全部堪能しているわけではない。
現実には上に挙げた5つしか観ていない。(^^ゞ
しかし、何だろうか?とても興味ある俳優であるには違いない。
訳もなく引っ張られていく演技派俳優だ。この訳もなくという部分に
もの凄く興味がある。何だろう?と思う。

ただ、心配していることが有る。
吹き替えで観ているということ。
声の印象が、声優さんの印象になっているから、それと演技で
自分のトムハンクス観が出来上がっている点だ。

そして、彼と重ねてみているのが、露口茂氏だ。
日本の俳優で一番好きな俳優で演技派の彼と、トムハンクスは
私の中では重なって見える。

渋い演技派の俳優にあこがれる私に、自分自身を観ているのだろう。
憧れなのかな?

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