2014年3月5日水曜日

失敗と成功の境界はどこにある?

オリンピックの競技を観ながら、色々考えさせられることが有った。

成功へ導く強さとは何か?

そんな謎が浮かんでは消えていたのが、オリンピックの観戦だった。
期待され前評判の高い選手が、泡のように消えてゆく。
失敗を連発し得点が伸びない。

浅田選手に代表されるようなシーンだ。

一方で、葛西選手や竹内選手等の様に、実力を出し切って晴れ晴れした表情を
見せる選手もいる。結果として二人とも銀だったが、その差は一流レベルの僅かな差だが
大きな差と言うところなのか?

実力をだせる出せないのこの違いは、何なのか?

実力なんて超一流の選手ばかりなので、差があったとしてもほんの少しの事でしょう。
そして、超一流同士がお互いに競い合っているわけですから、ライバルもいるし応援も
過熱気味でプレッシャーになるだろう。

そんなのは、素人の私には判らない世界だけど、当たり前で理由にならない気がする。
一言で、精神的に弱いというのは簡単なことだけど、それで済ませて良いものかどうか?

強い選手を観ていると、二種類に分けられるのではないか?

・挫折を知らないストレスを感じていない選手
・挫折から這い上がって、ストレスをエネルギーに変えられる選手

この2種類だ。
葛西選手や竹内選手が後者に当たると思う。キムヨナもそんな雰囲気を持っている。

いっぽう前者は、ハーフパイプで活躍した日本人二人やロシアのフィギアの新星二人
等がそうなのだろう!大活躍した時期の浅田選手も、この仲間だと感じている。

そして問題なのが、前者と後者の間にいてストレス(プレッシャー)に弱い選手達。

浅田選手は、滑る前から目に覇気がなくストレスの翻弄されていた。
楽しむと言いながら、楽しんでいる雰囲気はまったくなかった・・・

この狭間を抜けることのできる選手は、どんなことをやってきたのか気になる。

超一流アスリートと比べるなんておこがましいけど、我々の仕事も似ている。
ストレスやプレッシャーを楽しめるのか?エネルギーに変えられるのか?
肝に刻み込んで仕事に取組みたいと思ったのが、オリンピックだった。


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