2015年2月24日火曜日

富士研での研修という世界

面白いもので、研修という世界も世の中の流れと似ていて、
厳しさという点で緩くなったり厳しくなったりと繰り返している。

人を育てるという意味で、そんな変化は不要だと思うのだが、
それでも世間の目というのか、ちょっとした評判が気になるのでしょうか?
揺れ動いているのが面白く感じるところです。

以前勤めていた会社でも同じことが繰り返されていて、中では毎年
激論が起こるのです。個性という観点から見ると、その変化は欠点と
して移るし、集客としては世の中の流れに沿って行かないとと思う。

その幅の中でどのように仕事をしてゆくのかが、いかに重要かと
心に刻んだものです。

ちょっと前に、倫理法人会の3日間の経営者セミナーというのがあり、
富士山の麓にある富士研修所というところに行ってきました。
3日間の研修で、全国の倫理法人会所属の企業経営者が116人集まり
カンズメ研修を受けるのです。

普通カンズメ研修というと、結構厳しくて終わった時の解放感が
凄く心地良く感じるし、そのストレスが次への行動に繋がるものですが、
今回の3日間の研修はとても緩かったです。

ちょっと残念でした。

確かに、多くの方と情報交換をし仲間作りという点では、成果が上がった
研修だったし、チームで成果を出すとか自分の苦手を克服するという点で
も、効果が有ったと思う。

しかし、そこは最初から目的の一つとして持っていたところなので、
自分から意識的に動いたからという部分も大きい。

ところが、カンズメ研修の個性という精神的なストレスとそれに立ち向かう
気力との戦いに加え、そこを乗越える快感のようなものは、全く感じられ
なかったのです。

そこが、非常に残念でたまりません。
結構ストイックに取り組んでいたのですよ。
真剣でした。

食事も少なめにして、珈琲なんか飲まずに水も少々で研修に参加し、
携帯も電源を切っていたのですが・・・

行くときは、経験者から厳しいぞ!と聞かされていたのですが、ちょっと
拍子抜け。あぁ~あ・・・残念です。

こんなものかぁ~
そんな思いで帰りのバスに乗っていました。

今は、企業研修業界も厳しい方向へ少し戻り始めています。
しかし、富士研は聴くところによると、どんどん緩くなっているようです。

一説には、今回は女性の参加者が多かったので、緩くしたのでは??
と、言われております。しかし・・・

富士研の個性ってなん何か?と考えてしまいました。


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