2012年6月26日火曜日

あたりまえにつきものの危険性

先日、台風での停電で困った話を書きました。

便利さの陰に潜む危うさについてです。
これは、便利なIT機器や家電に限ったことではなくて、車の世界でも
言えることなんです。

例えば

  • ATミッション
  • 4駆&FF駆動方式
  • ナビゲーション
  • ABSやトラクションコントロール
  • 明るいヘッドライト
  • パワーステアリング
書き出せばキリがないのですが、もっと沢山あります。
全て、人間の能力の限界を補うために開発されたものですが、
現実には、人間の能力が向上したかのように感じて使われているものです。


パワステなんて、いまでは装備されていない車を運転するなんて考えられ
ないのではありませんか?

それが当たり前になると、人はそれを前提として行動するようになります。
そして、そのよな便利な機能が働いていることを意識しなくなるのです。

5年ほど前の話ですが、あるクライアントがこんなことを言っていました。
燃料費を削減するために、下り坂でエンジンを切って走行させようかと
思っているんだ。と相談されたわけです。

懸命な方にはお分かりですね。この危険性を!

そこで開発されたのが、電動モーターによるパワステ!だとか・・・
真意の程は?です。

あたりまえには、物凄い危険性が含まれています。
危険性を煽るつもりは全くありませんが、事の良し悪しは正しく判断したい
ものですね。



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