2017年8月4日金曜日

何が正しいのか?

これは、状況によって変わるもの。

常識とか非常識とかは、普通の状態が維持できていればこそ発揮する分類である。交通事故削減なんて領域で仕事をしている私であり、無事故無違反30年表彰を受けた私であるけど、今まで制限速度を守れ!と指導したことはない。

サラリーマン時代も独立した今でも、この事実は変わらない。

事故を起こさない&事故に巻き込まれないという前提で話をすると、速度というのは法律で決めるものではないからだ。速度は走行環境で決めるものであると考えているから!

では、なぜ制限速度が決まっているかというと、速度判断が出来ない人への対応だし、事故発生時の責任度合いの判定の為でもあるからだ。

法律は集団生活の規律ではあるけど、それ自体が我々を守ってくれるわけではないので、自分の身は自分で守ることが大切なのです。ドライバー全員がそして道路を利用する人全員が、道路交通法を基本として道路に関する法律を100%守っているなら、法律通りに運転していれば、自分を守ることはできるけど、そうでないなら自分で守るしかない。

しかし、馬鹿みたいに飛ばせ!ということを推奨しているのではない。

運転している中で、最適な速度というのもがある。このことを認識して欲しいのだ。遅ければよいということでもないし、速ければよいということでもない。

そこを考えるのがドライバーの仕事であり、知的作業なのです。

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