2017年8月15日火曜日

12人の怒れる男

リーダーシップ研修というものに参加している。

勿論目的は、自分の成長と研修へ応用の為のノウハウ習得というものです。中々ハードで面白いのは良いけど、宿題も多くてちょっと困っています。(^^ゞ 正直言うと聞かれていることがよく判らないという現実にぶち当たって、脳みそが沸騰している。まあ、そこが面白いわけでもあります。

その中で、第一回目の研修の時に宿題になったのが、「12人の怒れる男」~評決の行方~という映画だ。最初は、宿題だからしょうがなく観ていたが、これ中々面白い映画である事に気づいた。実は、気に入って数回観てしまったぐらいです。(^^ゞ

宿題は、リーダーシップとは何かを考えながら、観てくださいというものだが、ジャック・レモンとジョージ・C・スコットの名演技に見とれてしまった感がある。実に面白い深い意味深い物語です。

私の好きな小説に、「破戒裁判」高木彬光というのがあるのだけど、これも法定推理小説です。アメリカと日本では裁判のシステム自体が違うけど、裁判では人間模様が明確になり、本音がぶつかり合う世界であることに違いはない。そういう意味で、見ごたえのある場と言える。

ただ映画でもあるので、疑問点も残る。陪審員室の中だけで展開する物語の為、本当にそれで良いのか?という思いが残るのも事実です。裁判の状況の描写が一切ないので、自分の意見を持てないままに、議論のやり取りに取り込まれていく心配がある。

しかし、これもこの映画の見どころだろう。
面白かった!お勧めします。

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