2014年11月13日木曜日

現場完結か後処理追込みか


写真を撮る人は、このことに悩んでいる方も多いのでしょうか?
基本的に、データーをどのように残すか?
写真の表現をどこで決めるのか?

こんなことに悩んだことは無いでしょうか?

フィルム時代は、ポジを使うかネガフィルムを使うかで方法論が
全く違う世界だったのです。ポジは、その場ですべてを決めること、
シャッターチャンスを含め全て決める必要があった。

しかし、ネガは一般的な適正露出で、データーを残して後は
現像・焼き付け作業の中で完成品に導いていく。もう少し詳しく
書くと、黒潰れ・白とびを無くし、一定のラチチュードの中に
如何に多くのデーターを残すかが、撮影時の重要ポイントでした。

こんな違いがあるのです。

デジタルの場合は、どうしているのでしょうか?

デジタルのデーターには、基本的に2種類あります。
JPEGとRAWの2種類で、JPEGは現像済のデーター、RAWは現像前の
データーとなり、扱いや性格も大きく違います。

写真関係のブログではないので、ほどほどにしておきますが、
現場解決型がJPEGで、RAWが後処理に重点を置いたやり方です。

よって、JPEGは撮影前に全てを決めておくことが大切です。
写真教室では、この方法で指導しております。
後で、変えてゆくRAWを推奨していないのです。

理由は明確です。
何に心が惹かれて、撮ろうとしているのか!
ここが大切なので、後から変えるというのはNGという考え方なのです。

でも、RAW現状した方が圧倒的に画質は良いわけで、作品つくりなら
RAW現像でしょうね。

フィルム時代で考えれば、ポジ撮影がJPEGで、ネガ撮影がRAWでしょうか。

どっちも良いのですが、あなたはどっち派ですか?


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