2017年10月23日月曜日

FIAT500の世界 175 ~大きさは命?~

車の大きさに価値を求めるのは、文化の浅さを露呈していると思う。

昔の日本はそうでしたよね。
よく言われたのが、平社員はパブリカ、係長がカローラ、課長がマーク2、部長がクラウン、役員以上はセンチュリーの運転手付き・・・なんてね!

色は白以外駄目!なんてこともありましたなぁ~

今同じようなことが起こっているのが、中国だそうです。韓国も少し前までそんなことが言われていましたね。

私のチンク(FIAT500)は、大きさでいえば軽自動車です。この小ささで0.9Lのターボエンジンを載せていることに意味があるのです。日本車の輸出仕様にも、軽自動車に1Lエンジンを載せたモデルが多数存在しましたが、国内では売れないという現実がありました。理由は簡単です。軽自動車との違いが判らないということ。

今でも、私と同年代から上の人はチンクを観て聴いて言うことが同じです。

「軽自動車とどこが違うの?」
「え?そんな値段するの?」
「小さくてかわいいけど威厳がないなぁ~」

概ねこの3つです。車に威厳を求めること自体が??ですが、こおいう方はベンツに乗らんと満足しないのでしょうね!

でもね、最近は変わってきているのです。若い方と話していると捉え方が全く違います。自分のプライベート生活を彩る・表現する手段として車がありますので、車の性格とか乗っていて楽しいかとか実現できるものとかが先にあるんですね。なので、チンクがっ楽しいと理解してもらえます。

あなたの車選びは、見栄ですか?それとも?

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