2017年10月16日月曜日

FIAT500の世界 174

国産車の劣化というか、ドイツ-日本ラインの車設計思想の劣化というべきなのか?

面白くない車が増えています。
先日ホンダの新NSXに乗った人と話をしたの。その人旧NSXに乗っている人で、新型が出たのでとあるところで試乗をしたという話。そこで聞いた話なのですが、買うのを止めたという結論だった。

理由を聞くと、「面白くない!」だそうだ。

多種多様な安全装置が装備されていて、動きもスムーズで素晴らしい車でもあり、高級感もあり見栄も張れるけど、なんも車を運転している楽しみを見いだせなかった。

ということらしい。似た話を車関係者でよく聞く。面白くない車が増えたなぁ~ということだ。これって、私が考える日本車の未来を表していると思う。もっと拡大するとドイツ車の未来を表していると思う。

簡単な話、やり過ぎなんですよ。作り込みすぎなんですよ。単なる足と車を考えている人は、現状の方向でOKなんだろうけど、車が好きな人にとっては乗る車が減っていく要因になると思う。

世話の焼ける人や、手間のかかるもの程愛おしいって言うでしょ?

チンクは、その辺で良いところに位置している車です。絶妙なところに立っている。イタリア人の面白いところなんでしょう。ドイツ人と違いユーモアーのセンスが良いのでしょうね。

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